混ぜ方でこんなに変わるのか、クッキー。

卵・乳製品・白砂糖を使わないスコーンを

 

今まで何回も何回も焼いてきたけど、

 

なかなか納得いく仕上がりにならなかったんです。

 

でも、この度、焼き立ては外カリッ、中ふわっと。

 

翌日はさくっとしっとりの、しみじみ粉の味がするスコーンができました。

 

作ったいちごジャムがまたおいしい。

 

今までと何が違ったって、材料や分量にそんなに差はなかったはず。

 

違ったのは、多分、混ぜ方です。どんなふうにどれくらい混ぜるか、これだけの違いでした。

 

そしてさつまいもクッキー(写真左。右はそば粉とくるみのクッキー)

 

実はこれ、失敗作なんです。

 

焼き芋の潰し方が荒くてぼそぼそで、まとめるためにいれた豆乳の

 

せいかどうかはわからないけど、食感がソフトクッキーみたい。

 

そして、あまりおいしくなかった。

 

ということで、作り直しです。

 

 

で、次は、焼く前に失敗してるってわかるクッキー。笑

 

さつまいもの潰し方や、材料の混ぜ方を工夫して、両手で混ぜて

 

生地がまとまってくれるか否かで止めたのですけども、

 

ちょっと無理があったようで、

 

冷凍して切ったときにもうすでに壊れました。

 

どうしようもなくて、そのまま焼きました。

 

ただね、味や食感は、格段によくなってたんですよ。材料は豆乳を抜いただけなのに、全く違うクッキーができあがったんです。

 

 

ということで、また作ります。

 

さっきの分量で生地がまとまるようにしたい。

 

でも、もちろん生地を練ったり力を加えすぎたりはしたくない。

 

最後に水をちょっと入れようかなって思っていたのですが、

 

さっきと少しだけ材料を混ぜていく順番が違ったんですね。

 

そしたら、なぜか、両手で混ぜてるときにいい具合にまとまりました。

 

だから、これは、さっきの失敗クッキーと分量もほぼ一緒なんですが、食感も味も、いい出来!いやあ、混ぜ方って大事。ほんとにびっくりしました。

 

そうやって混ぜ方に気をつけておやつを作っていたからか、初めてお菓子を作ったときのことを思い出しました。確か小学3年生のとき。

 

学級閉鎖で休みになって「型抜きクッキー」を作ったんです。子どもの私は「ケーキはなんか難しそうやけど、クッキーは作れるんちゃう?」っていう

 

なんの根拠もない見立てがあって、でも初めて作るしレシピには「ゴムべらで切るように混ぜる」って書いてあったりして、

 

「え?切るように混ぜるって??どういうこと??」ってすごい戸惑った記憶があります。

 

ちなみにそのときはやっぱり混ぜ加減なんてわからなかったし、しかも当時の我が家にはオーブン機能がついているものがなくって

 

オーブントースターで焼きました。笑  もちろんトースター用に焼き加減を調整なんてことができるわけもなく、やわらかくて(真ん中生焼け?)

 

レモン汁のすっぱさと粉とマーガリンと砂糖と卵の味がわりとバラバラにするような残念なクッキーができあがりました。まずかったなあ。笑

 

まずいのに訪問に来た担任の先生にあげたんですけど、、、こわっ。笑  先生、食べてくれてはったらすいません。

 

今ならわかる。型抜きクッキーは初心者には難しいものですよね、結構。

 

中学生のときに図書室にあったお菓子の本にのってた

 

「マーブルクッキー(アイスボックス)」はすごくおいしくできたので、

 

よく作ってました。そのページはコピーしていて、今も持ってます。

 

アイスボックスクッキーは型抜きクッキーに比べると

 

食感に失敗が出なかったから好きでした。

 

型抜きしてるよりも時間がかかりませんしね。そして美味しい。最高。

 

そうやって思い出すと、うまい下手は置いといて、やっぱりおやつを作るのは好きだったんですよね。

 

ただ、「お菓子を作りたい」っていうよりも、おいしくできたときの嬉しさと誰かに食べてもらう喜び、を求めて作ってたんだなあ、と思いますし、

 

それは今にも通じるところがあるなあ。

 

ただ失敗作はほぼ自分で食べるので、こんな生活してるとね、太っていく一方です。(と言いつつ、今も試作のクッキーを食べながら書いてます)

 

でも、いろいろ発見していく楽しみや自分でレシピを作るなんてことは学生のときはなかったので、これはこれで楽しいです。